2009-01-01
『年賀状』

 新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今年の年賀状の「一文字」は、還暦の年を迎えるにあたって「廻」としました。
書は、私がこの所やっている、自己流の書道「ノン・バイブレーション流」です。
西田佐知子との関連はかってのコラムで説明した通りです。
去年が「墨」一昨年が「夢」と、ノン・バイブレーション式は三年目になります。
その前の「素・もと」は二重露光式、その前年、二千五年の「描」は鉛筆式と、色々なスタイルを次々とあみ出して来ています。

すごいですねえ。

皇居で新年祝賀の儀


結局、所詮自分勝手流だから色んな事が自由に出来る訳です。
 二千五年の「描」の時は鉛筆ですから別として、出来た物はけっこういい加減にやっているように見えるでしょうが、これでもいずれも条幅(じょうふく)の半紙に大きく何枚も書いて見て、一番いいのを選んでいるのです。墨をする香りで気分も引き締まって中々いいものです。
 たまにお客様の時の料理を作る場合も、出来れば墨をすって「お品書き」を作ります。

最後に自作の篆刻を入れて、気分よく盛り上がります。
先回のお客様の時には更に「お花」も活けました。正しくは「花」は無く、ユキヤナギと云う樹で枝物ですけど。近所の花屋で買うと、ひとつかみで千八百円もするのに、ボリューム的にやや物足りなかったので、さらにもう一ぱい、自宅の庭のカリンの枝も剪定して別に活けました。ついでに枝になっていたカリンの実もゴロンとディスプレイしました。カリンの実は結構いい香りが部屋に漂います。
これだけ揃えると「おもてなし」の雰囲気も一応整って、たいした事もない料理もそれなりに見える様な気分がします。この前の時は更に勢いあまって、道場さん風のユニフォームも着用しました。これに「舞い」等も(出来ないからカラオケでも)付けば、新近代五種競技ですかね。
 私の料理にはたいがいパスタが付きますが、パスタのコツは出来るだけ多めのお湯にけっこうタップリのお塩を入れて茹でます。ここで塩を入れるのは決して塩味にする為はありません。お湯の沸点を真水よりも高くする為です。そして商品に描いてある時間よりも必ず一分位い短めで茹で終えることです。私の場合デイ・チェコのナンバー11(1.6ミリ)を使いますが、袋には9分と書いてありますが7分45秒でセットします。
パスタを茹でたお湯は「そば湯」と同様で「スパ」と言って・・・と云うのも以前のコラムでやりましたね。
 過去の自分の年賀状も全てポケットファイルに入れてありますが、以前はパソコンでは無く「プリントゴッコ」で作っていたので、出来るだけ艶があって真っ白な葉書に白い絵の具でプリントをしていた頃もありました。普通に見ると何も見えない様な感じです。プリントゴッコには白の絵の具がありましたから出来たのですが、パソコンでは白地に白くは刷れません。
 私としては、なるべく宛名だけは手書きでと云う風に考えていますから、これにもそれなりに時間も掛かります。「今年の一文字」を考える所からですと、年賀状の準備は大体秋ごろから始まります。もちろん実際に文字を書いたりする作業に入るのは十一月になってからですが。
 今年も沢山の年賀状を頂きました。更には年賀状に「コラム」の事を書いて頂いている方が沢山あり、下らないものを勝手に送りつけている身にとっては、大変救われる気分です。
迷惑メールとかが沢山ある時代ですから、これも迷惑になっていなければいいがと云う事がいつも気になっています。



                                     
 2009.01.01.

*今年は年始の休みも強奪されてしまった。