2009-01-22
7日、黒竜江省ハルビン市では5日連続で「濃い霧」に見舞われた。
原因は大気汚染によるものと見られている。
写真は昨年11月、「濃い霧」に見舞われたハルビン。

「濃い霧」実は大気汚染?呼吸器系の患者が4日で3割増

2009年1月7日、黒竜江省ハルビン市では5日連続で「濃い霧」に見舞われた。原因は大気汚染によるものと見られている。東北網が伝えた。

市内の各病院はこの濃い霧の影響で、呼吸器系に異常を訴える患者が平常より30%も増加した。街ゆく人はみなマスクが欠かせない。早朝の公園からは運動をする高齢者の姿がほとんど消えた。視界も悪いため、交通事故も多発しているという。

この「異常気象」の原因について、住宅の暖房問題に詳しいハルビン不動産供熱集団の李欧航(リー・オウハン)氏は、「都市の拡大問題と切り離せない」と指摘する。暖房に使用される石炭の煙や煤、車の排気ガスなど大気中の粒子状浮遊物と水蒸気が結合して霧を発生させるのだという。

空気の質を観測する同市環境監測ステーションは7日までの5日間、「やや汚染」を観測した。同市では現在、143億元(約1900億円)をかけた「青空プロジェクト」を実施している。(Record China)

北京誤倫から僅か5ヶ月北京の空は誤倫前に一気にリターン チェンジが流行しているのに流石、中国 潮流にはオイソレとは流されない。
失業者が12000万人 改革開放の1党独裁国家
株が7割下がろうとも多くの失業者が出ようとも倒産会社がどんなに出ようとも北京の空は周辺にはものを言わせない。
只、黒い霧に包まれるだけ。

中国の大気汚染悪化が日本に悪影響を

ロンドンは冬に濃い霧が発生する事で知られている(実はこの霧も大気汚染の一つ)が、19世紀以降の産業革命と石炭燃料の利用により、石炭を燃やした後の煙やすすが霧に混じって地表に滞留し、スモッグと呼ばれる現象を起こして呼吸器疾患など多くの健康被害を出していた。1950年代までの100年間にも10回ほどの大きなスモッグがあったが、その中でもっとも健康被害が大きくなったのが1952年である。
1952年12月5日から12月10日の間、高気圧がイギリス上空を覆い、その結果冷たい霧がロンドンを覆った。あまりの寒さにロンドン市民は通常より多くの石炭を暖房に使った。同じ頃、ロンドンの地上交通を路面電車からディーゼルバスに転換する事業が完了したばかりだった。こうして暖房器具や火力発電所、ディーゼル車などから発生した亜硫酸ガス(二酸化硫黄)などの大気汚染物質は冷たい大気の層に閉じ込められ、滞留し濃縮されてpH2ともいわれる強酸性の高濃度の硫酸の霧を形成した。
この濃いスモッグは、前方が見えず運転ができないほどのものだった。特にロンドン東部の工業地帯・港湾地帯では自分の足元も見えないほどの濃さだった。建物内にまでスモッグが侵入し、コンサート会場や映画館では「舞台やスクリーンが見えない」との理由で上演や上映が中止された。同様に多くの家にもスモッグは侵入していた。人々は目が痛み、のどや鼻を傷め咳が止まらなくなった。大スモッグの次の週までに、病院では気管支炎、気管支肺炎、心臓病などの重い患者が次々に運び込まれ、普段の冬より4,000人も多くの人が死んだことが明らかになった。その多くは老人や子供や慢性の患者であった。その後の数週間でさらに8,000人が死亡し、合計死者数は12,000人を超える大惨事となった。
この衝撃的な結末は大気汚染を真剣に考え直す契機になり、スモッグがすぐそこにある深刻な問題であることを全世界に知らしめた。イギリスでは多くのすすを出す燃料の使用を規制し、工場などがすすを含んだ排煙を出すことを禁じる新しい基準が打ち出され、1956年と1968年の「大気浄化法(Clean Air Act)」と、1954年の「ロンドン市法(City of London (Various Powers) Act 1954)」の制定につながった。

新疆ウイグル自治区の首府で重度の大気汚染 APIは500に達する---早朝から外で運動することは健康のためにもよいことだ。
しかし、深い霧に包まれた新疆ウイグル自治区の首府・ウルムチ市では、外出することが健康を害する原因となっている。
当地では、自動車の排気ガス、暖房のために使用された石炭の煙などにより、空気汚染指数(API)が2週間(12/28〜1/10)続けて「軽微な汚染」を上回っており、その中でもAPIが500に達した「重度の汚染」が2日間あるなど、「人が住むために完全に不適合」な状態になっている。

10日のウルムチの汚染指数は292で、「中度の重汚染」だった。
12月30日と1月7日にはAPIは500になり、測定機械が観測できる最大値に達し、「重度な汚染」となった。主要な汚染物質は吸入可能な顆粒物と二酸化硫黄だ。

ウルムチでは多くの通行人がマスクをしているが、マスクの上には黒い汚れが目立つ。呼吸器官の症状を訴えて病院に駆け込む老人と子供が明らかに増えている。
「鼻や口の中がどこも煙の味がする。外に出て近所を一周してきたら、鼻の中が真っ黒だ」新疆気象台の専門家によれば、ウルムチではこのところ高気圧の張り出し部によって大気の流れが押さえられ、汚染物質が拡散しにくい状態となっているが、15日の木曜には冷たい空気が入り状況の改善が予想されるという。
ウルムチは中国でも汚染が最も深刻な都市のひとつに数えられ、APIは昨年も500に達したことがあった。

空気汚染指数(API)で最も深刻な「レベルV」(重度な汚染)は、人体の健康に有害であることを示すもので、特別な必要のない限り外出しないことが望まれる。
研究によれば、1立方メートルの空気中に吸引可能な顆粒物が0.01mg増えると、糖尿病患者の死亡率は32%増加するという。APIが500の大気では、0.6mgに達する。
環境保護の専門家は、このような状況について「人が住むために完全に不適」と形容した。

中国の工業地域などで発生する「すす」の量が急増し、北半球の大気汚染を悪化させていることが、米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙研究所の分析で明らかになった。

 早急に排出量の低減を図らない限り、世界全体の気候に悪影響を及ぼす恐れがあるという。

 すすは、工場や火力発電所のばい煙、家庭でまきを燃やした煙などに含まれる。
 同研究所は、衛星観測のデータやコンピューターを使った計算で、地球表面に広がるすすの排出源を調べた。
 その結果、世界全体のすすの3分の2は工業活動が原因で、その半分が、中国を中心とする東アジア地域で発生していることを突き止めた。