2009-02-03
新たなNATO地図が必要?

NATO入りを目指して西側への接近にアクセルを踏み込むグルジアと、それに異議を唱えるロシア。機先を制したのはグルジアの方だった。親露派の元国家安全相と親露派野党議員など計30人を国家転覆の容疑で逮捕、続いてグルジア駐在のロシア軍将校4人もスパイ容疑で逮捕したのだ(いずれも9月)。

 これに対してロシアはグルジア労働者の強制送還、送金停止、アエロフロートの運航休止などの経済報復に出た。経済をロシアに大きく依存するグルジアには痛手だ。

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 ロシア産業エネルギー省などによると、ロシア政府系企業ガスプロムは23日、イタリアの石油大手ENIとの間で、ロシアから黒海を経てブルガリアに至る欧州向け天然ガスパイプラインを建設する覚書に調印した。

 ロシアはイタリアを含む欧州南部への天然ガス、原油の輸出を強化する戦略を推し進めており、同省は今回の建設計画が「欧州のエネルギー安全保障の向上に貢献できる」としている。欧州のガス需要増加に対応すると同時に、資源を通じて欧州への影響力を拡大する狙いもあるとみられる。

 ロシアから欧州へのパイプラインによるエネルギー供給は、主にウクライナ、ベラルーシを経由しているが、両国とロシアの対立のあおりで昨年と今年の2回にわたって一時停止しており、ロシアは供給ルートの多角化を図ってきた。

 欧州連合(EU)は天然ガスの約4分の1をロシアに依存している。 

ロシア・ウクライナガス紛争(ろしあうくらいながすふんそう)とは、ソ連崩壊後、ロシアとウクライナ両国間で継続して生じている一連の天然ガスの供給・料金設定をめぐる争いのことである。両国とも当事者は政府ではなく、ガス供給事業者であるガスプロム社とナフトハス・ウクライナ社であるが、両社とも国営企業であり、二国間での争いと見ることもできる。
 
−−−−−−−−引用以上−−−−−−−−

帝政時代にはラスプーチンが、今は「ガスプーチン」が権勢を振るうクレムリン

イタリアの石油大手ENIとの間で、ロシアから黒海を経てブルガリアに至る
欧州向け天然ガスパイプラインを建設する

  ロシアから天然ガスのパイプラインを引っ張り、直接ガスを供給することになれば、ヨーロッパはロシアにエネルギーを依存することになるわけです。元栓はロシアが握っているわけですから、言うこともきかざるをえなくなるでしょう。つまり、ロシアにはエネルギー依存度を高めてヨーロッパを支配するという遠大な目標があるわけです。
  そこで、軽いジャブとして、まずサミット参加国でもある工業国イタリアを落としにかかったというわけです。
ブルガリアはNATO加盟国ではありますが、ポーランドのようなアメリカの飼い犬というレベルにはありません。
  おそらく、次に狙われるのは、NATO脱退の前歴がある「ギリシャ」か、コソボ紛争でNATOに攻撃された過去があり、ロシアと自由貿易協定を結んでいる「セルビア」でしょう。特に後者は内陸国なので、ロシアには口説きやすそうです。
  そうなると、次はそのセルビアから分離した「モンテネグロ」が狙い目です。ここを突破すれば、アドリア海の向こうがイタリアです。この国の動静は注目ですね。

  そうは言っても、こちらはまだ「小物」です。ロシアが本当に狙っているのは「ドイツ」です。なぜなら、ドイツは欧州最大の工業国であり、何より常にロシアにとって脅威になってきたランドパワー国家だからです。ここを骨抜きにすれば、陸軍力の弱いフランスやオランダなどものの数ではないわけです。ロシアがドイツを狙っているというのは、ドイツのシュローダー前首相が、ロシアのガス会社「ガスプロム」の系列会社で社長になり、丸儲けしていたという事件からもわかります。
  だからこそ、アメリカもチェコにミサイル防衛をテコ入れしているのです。黒海の東岸にあるグルジアはアメリカの飼い犬になっていますから、あとはチェコでにらみを利かせれば、オーストリア経由だろうと、バルト海経由だろうと、どちらのパイプラインも妨害できます。まさに、ここがオセロの角なのです。

  これが、冷戦でなくて何なのでしょう? 寒そうだね〜ぇ!(やっぱり冷戦)

ロシアから延びる天然ガスパイプライン(グルジアで)

  今回の米ロ対決が以前の冷戦と違う点は、アメリカの防衛ラインが東寄りになったことと、統一したドイツが旧西ドイツほどの「同盟国」(アメリカの言うことを素直に聞く手下)ではなくなっている点です。これは、アメリカにとっては、ヨーロッパにおける防衛コストが増大しているということを意味します。このことは、冒頭にあるように、ロシアとの戦いにイギリスの力を借りていることからもわかります(イギリスは特に中東ではアメリカより情報網が強い)。
  これに加えて中東ではイラクの問題があるわけです。アメリカにしてみれば、アジアに力を注いでなんていられないわけです。
  だからこそ、アメリカは「北朝鮮」という便利な駒を使おうとしているのです。もちろん、狙いは中国の牽制です。以下の記事からもその徴候が見えます。

 両国はもともと、南オセチアとアブハジアの2地域で領土紛争を抱えており、軍事面での対立があった。逮捕劇と経済報復の応酬は不測の事態を招くのでは、との懸念が高まっていた。
このため、EUのソラーナ外交・安全保障担当上級代表やOSCE(欧州安全保障機構)のデ・フフト議長といった大物が、事態の沈静化に動いたほどだ。

1, 000m3につき230ドルという価格は、ヨーロッパ諸国への料金(230〜250ドル)と同等だ。2倍強に値上げしておきながら「国際的な市場価格にあわせただけ」とロシアがうそぶいても、それはそれで、表面上は理屈は通る。

 だが、同じCIS国家のウクライナとアルメニアへの供給価格と比較すると、ロシアのいう「国際的な市場価格」という説明は、にわかに怪しくなる。

ロシアから欧州へのパイプライン

グルジアに対するロシア軍の侵攻は世界の耳目が北京誤倫に集まっている最中始まった戦線は圧倒的武力を誇るロシア軍優位のままいったんは膠着状態にあり天然ガスによる経済的締め付けという新たな東西冷戦マップの序章が開かれた。

バラク・フセイン・オバマの手腕の発揮どころか?

 オレンジ革命でロシア離れを見せたウクライナに対してロシアは、一昨年から昨年始めにかけて天然ガス料金の大幅値上げ、あるいは供給停止を唱えて圧力をかけた。
だが親露派のヤヌコビッチ首相が就任したこともあり、135ドル/1,000m3という供給価格で10月末に合意に達している。
親露政権のアルメニアに至っては、09年まで110ドルという低価格で購入できる。

 グルジアに対する供給価格には、ロシアの政治的な恫喝が込められていることがよく分かる。

 グルジアへのガス料金の値上げ発表の直前、ロシアはグルジアの度肝を抜いた。グルジアからの独立を目指す南オセチアに天然ガスパイプラインを敷設し始めたのだ。

 「南オセチアはグルジアの領土である。(グルジア政府の断りなくパイプラインを敷設するのは)国際法違反である」とグルジア外務省は抗議声明を発表した。

 ロシアと断絶しても、グルジアはアゼルバイジャン、トルコ、イランから天然ガスを購入する途が残されている。だが、ロシアよりも高い価格となる。
CISの貧乏国グルジアは、いやでもロシアとお付き合いする他はないのが現実なのだ。
その後、パイプラインからの抜き取りがあったとして現在に至っているが従前からの状況を加味するに真実は見えない!
見えるのは豊かな石油資源をこの世界金融危機の渦中でも有し乍 新たなるパワーバランスの上で暗躍する嘗ての東側盟主ロシアの不気味な沈黙の裏側にあるプーチンの思惑である。

クレムリン宮殿 ( プーチンの居宅 )

ロシアのグルジア侵攻は理解はしても納得は出来ない!

某国の某総理がKYだって某国のメディアが挙って電波を使って垂れ流している。
そんなに外人にゃ解りはしないのだからええ加減にせえよ(コイツ等の方が看過できん!)
お前らの報道で余計な事実確認を強要しとるぞ!
マスプーチンの大馬鹿者!