2009-05-27
北朝鮮核実験〈朝鮮中央通信の報道全文〉

『われわれの科学者、技術者たちの要求に従って、共和国の自衛的核抑止力をあらゆる面から強化するための措置の一環として、主体98年(2009年)5月25日、2回目の地下核実験を成功裏に実施した。
 今回の核実験は、爆発力と操縦技術において新たな高い段階で安全に実施し、実験の結果、核兵器の威力をさらに高め、核技術を絶え間なく発展させることのできる科学技術上の問題を円滑に解決することになった。今回の核実験の成功は、「強盛大国」の大門を開くための新しい革命的大高揚の炎を激しく燃え上がらせ、150日戦闘に一丸となって立ち上がった、わが軍隊と人民を大きく鼓舞している。核実験は、先軍(注:軍事優先)の威力で国と民族の自主権と社会主義を守り、朝鮮半島と周辺地域の平和と安全を保障するうえで寄与するであろう。』

『気狂いに刃物』とはこの事である。正しく『馬鹿に核』としかいい様が無い。
自国一国が半世紀前の価値観で生き残れるものか如何か近隣国が教えなくて誰が教えるのか? 国家としての責任を放棄し続ける限りこの国には安寧の途は無い!

北朝鮮は25日午前、「自衛的核抑止力を強化するための措置の一環として、25日に地下核実験を成功裏に実施した」と発表した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮による核実験は、06年10月9日に北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州郡(キルジュグン)豊渓里(プンゲリ)の地下で実施して以来。韓国政府は25日午前に緊急の国家安全保障会議を招集し、対応に乗り出した。北朝鮮の2回目の核実験実施により、朝鮮半島の緊張がさらに高まるのは必至。

北朝鮮「核実験に成功」


 経済的に困窮し、最高指導者の金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康不安を抱える北朝鮮は、オバマ米政権との直接対話を求めてきた。4月5日には長距離弾道ミサイルを発射したが、国際社会での孤立感は強まる一方で、核実験という最も強硬な対応に踏み切った。
 北朝鮮は今回の核実験について「新たな高い段階で安全に実施した」と説明。「今回の核実験の成功は、我が軍隊と人民を大きく鼓舞する。国と民族の自主権と社会主義を守り、朝鮮半島と周辺地域の平和と安全保障に貢献することになる」と主張した。
 ラヂオプレスによれば、北朝鮮の国内向けメディアの朝鮮中央放送も25日、正午の定時ニュースの第3項目で「地下核実験に成功した」と報じた。

北朝鮮、短距離ミサイルを発射


 朝鮮中央通信は核実験の規模については触れていない。韓国気象庁によれば、25日午前9時54分ごろ、豊渓里を含む北朝鮮咸鏡北道吉州郡でマグニチュード(M)4.5程度の地震を感知したという。前回核実験ではM3.58程度を観測していた。
 韓国政府関係者によれば、北朝鮮は前回、爆発規模をTNT火薬換算で4キロトン(長崎原爆は約20キロトン)と意図的に小さくしようとしたが、十分な爆発は起きず、結果は1キロトン未満の規模に終わったという。北朝鮮メディアは前回も実験直後に「成功裏に実施した」と発表した。
 韓国政府によれば、北朝鮮は06年当時、豊渓里の実験場内の東西に核実験用の地下トンネルを各1本準備していた。今回の実験は、残る1本を使って実施された可能性がある。同政府は、米韓両国の人工衛星などは、前日までに核実験の準備と判断できる特別な動きを確認していなかったとしている。


 一方、韓国大統領府の李東官(イ・ドングァン)報道官は25日午前、「韓米情報当局は北が核実験をした可能性があるとみて状況を分析中だ。詳細な内容と我が政府の立場について、事実を確認し次第発表する」と語った。同日中にも、核実験かどうかを確認できる見通しという。韓国外交通商省も同日午後、緊急対策会議を開く。
 韓国軍は警戒態勢を強化しているが、同日昼現在、北朝鮮の朝鮮人民軍に特別な動きは見られないとしている。


 6者協議を通じて08年6月に申告した北朝鮮の核計画によると、同国は兵器用のプルトニウムを計38キロ生産。このうち、26キロを核兵器化した。北朝鮮の技術水準では核兵器1個に4〜8キロのプルトニウムが必要とされる。
 北朝鮮の外務省報道官は4月14日、国連安全保障理事会が弾道ミサイルの発射を非難する議長声明を全会一致で採択したことを受け、核問題をめぐる6者協議からの脱退とともに「自衛的核抑止力の強化」を進めると宣言した。
 さらに安保理の制裁委員会が北朝鮮の3団体を資産凍結の対象に指定すると、外務省報道官は同月29日に「安保理が即時謝罪しなければ、核実験や大陸間弾道ミサイルの発射実験を含む追加的な自衛措置をとる」との声明を出し、一連の動きの中で初めて核実験の実施に言及していた。