2009-06-11
また一つ昭和が遠くなって行く

国鉄キハ181系気動車(こくてつキハ181けいきどうしゃ)[1]とは、日本国有鉄道(国鉄)が開発・製造・保有した特急形気動車の1系列である。1968年から1972年までに158両が製造された。
特急形気動車としてその快適性から好評を博していた、在来のキハ80系の設計コンセプトを踏襲しつつ、キハ90系試作車における大出力エンジン開発の成果を踏まえ、国鉄の量産気動車としては初の500PS級大出力エンジン搭載車となった。大出力を利して主に電化前の中央西線や奥羽本線、伯備線、あるいは土讃線など勾配区間が連続する急峻な山岳線区を中心に、特急列車用として投入された。
キハ181系特急はまかぜ
JR西日本より、新型気動車投入のプレスリリースがあったようです。とうとう、キハ181系定期運用が消滅に秒読みが入りました。とりあえず3編成のみ平成23年登場のようです。
写真は餘部鉄橋を通過するはまかぜ。餘部鉄橋も架け替え工事が進められえているため、キハ181と同じ命運になりますね。2006年撮影。
ついに、決定されたようです。
特急「はまかぜ」に使われているキハ181系の置き換えが…。

No.129-33
1986年7月15日
キハ181系 はまかぜ
24D
山陰本線 餘部→鎧


大阪から姫路を経由して兵庫県但馬地方や鳥取市を結ぶ特急「はまかぜ」として、全国で唯一運転を続けていた国鉄の特急形ディーゼル車「キハ181系」が平成23年春に引退することが10日、分かった。40年以上に渡り全国各地を走ってきたが老朽化には勝てず、JR西日本が運行するはまかぜが最後の列車となっていたが、新型車両の投入が決まった。昭和の名列車がまたひとつ、姿を消す。

 国鉄の量産型ディーゼル車としては初めて大出力エンジンを搭載したキハ181系は、キハ80系の発展型として昭和43年から47年まで製造され、主に電化前の奥羽線や伯備線など勾配(こうばい)が急な路線の特急に使われてきた。自慢のエンジンで山岳地区に特急を走らせることに貢献したが、電化とともに活躍の幅は縮小。順次引退して、158両製造された車両も今は26両のみ。

 はまかぜには57年から採用。国鉄分割民営化とともに車体はクリーム色に赤いラインの国鉄色から、灰色と白に塗り替えられ、内部も座席を取り換えるなど改装された。それでも全国で唯一残る181系として親しまれ、轟音(ごうおん)を立てて余部鉄橋(兵庫県香美町)を渡る姿は多くのファンを魅了した。

 しかしエンジンは約40年前のままで燃費が悪く、乗降用ドアが狭くバリアフリーに適応できないなどの問題があり、新型車両が投入されることになった。

 新型車両は、あかね色のラインが入ったステンレス製。最高時速は181系より10キロ速い130キロ。環境対応エンジンを採用し、温室効果ガスの排出量を約3割カット。前後の座席間隔は91センチから97センチに広げ、快適性を高めた。また車いす用トイレや授乳室も設置され、平成23年春までに21両を製造する。

 国鉄時代の特急形ディーゼル車はキハ80系が平成4年に引退しており、181系の引退で、国鉄末期にJR北海道と四国・九州用に製造された車両を残すのみ。JR西日本は「運転を続けるのが難しくなってきた。新型車両と入れ替えで順次廃車にし、その後営業運転することはない。保存については、現在のところ白紙の状態」としている。

 JR各社では近年、国鉄時代の車両更新や名列車の廃止が相次いでいる。平成20年12月に新幹線0系の運用が廃止されたのをはじめ、同年3月から今年3月かけて寝台急行「銀河」(東京−大阪)や「富士・はやぶさ」(東京−大分・熊本)などのブルートレインが姿を消した。また大阪と北陸を結ぶ特急「雷鳥」は現在、国鉄色の485系から新型の683系に順次転換されている。(産経新聞)

伯備線で活躍していた181系「やくも」も現在は電車特急だ=岡山県新見市の新見駅(昭和57年、)

浜坂で交換する「まつかぜ」と「あさしお」。から力強いエンジン音が倍増して

     聞こえてきたのを思い出します。