2009-09-08
「小鳩体制」と権力の二重構造

・◇枝野氏「代行はすごいと思う」
 ◇財務相人事「三すくみ」の構図
 ◇石破氏「首相指名白票」に異議
 5日の鳩山由紀夫民主党代表との会談の結果、党務を全権掌握した小沢一郎次期幹事長。政権全体では鳩山氏との「小鳩体制」が主導権を握った。6日、非小沢系の代表格、枝野幸男元政調会長のテレビ出演に注目が集まった。


 「参院選は地方区も圏域(選挙区)が広く、全国比例もあります。そういったもの(への対応)は、小沢代行はすごいなと思う」。枝野氏は小沢氏の全県1人区の攻略にたけ、職域・団体をおさえる選挙手腕をたたえて幹事長就任を容認し、いっさいの批判を封印。司会者が「自民党が総裁として一番スカウトしたいのが小沢さんでは」と振ると、「それは困りますね」と苦笑した。他の非小沢系からの批判の声も広がらない。
 45歳の枝野氏は当選6回。新党ブームとなった93年の衆院選で細川護熙氏率いる日本新党から出馬し初当選。しかし、細川連立政権発足後、新生党代表幹事(幹事長)として隠然たる権力を握る小沢氏に傾斜した細川氏に反発、離党した。
 これまで表立って小沢氏と大バトルを演じたことはないが、秘書が逮捕された西松建設事件で小沢氏が3月に代表続投を決めた際、「説明責任を果たすべきだ」と批判。周辺にも「距離があるのは事実」と認める。
 小沢氏に対する懸念が党内にくすぶるのは、過去の「剛腕ぶり」の記憶が消えないためだ。

空ホテルで囲碁を打ち、余裕を見せた。一方、東京・田園調布の鳩山氏の自宅には、 自民党幹事長時代を知る石破茂農相は6日のテレビ番組で、海部俊樹首相(当時)が衆院解散できずに総辞職した経緯に触れ、「首相の判断に幹事長が大きな影響」を及ぼしたとし、この教訓が生かせるかだと指摘した。
 非小沢系の中堅議員は、90年代後半の新進党時代に小沢氏が側近政治を敷いたことを引用。「13年前に失敗しているから同じことはしないと思う。小沢さんも分かっている」と述べ、「強権政治」の復活はないとの見方を示す。
 その小沢氏は6日、東京・元赤坂の個人事務所に顔を出した後、近くの旧全日

留任が内定した輿石東参院議員会長からぶどう一箱が届けられたが、お手伝いさんが不在のため、宅配業者が持ち帰った。


   
 

「藤井(裕久)党税調会長は革命的な税調プランをまとめた。『藤井財務相』がいい」。6日、テレビ朝日の報道番組で旧大蔵省出身で財政通の古川元久・党税調筆頭副会長が強調したが、こんなエピソードも明かした。
 「藤井さんは『財務相は岡田(克也幹事長)さんがいい。おれはやらんやらん』と言っていた」
 鳩山氏は6日午後、党本部で、官房長官に内定した平野博文役員室長と社民、国民新両党との連立協議や人事を巡る詰めの協議を行った。7日の幹部会では主要閣僚を正式内定するが、財務相人事だけは見送る方針だ。背景には鳩山氏、藤井氏と、小沢氏の「三すくみ」の構図がある。


 「藤井財務相」は鳩山氏の意向だ。「バッジを付けておく意味もある」。鳩山氏は衆院解散直前の7月中旬、政界引退を表明した藤井氏に会い、引退を思いとどまるよう説得。公示直前の幹部協議で小沢氏に藤井氏優遇を強く主張した。比例単独名簿で小選挙区との重複候補を除いた最上位に登載し、「政界返り咲き」に道を開いた。
 当の藤井氏は財務相より格上の国家戦略局担当相に意欲を示した。予算全体の骨格を決め、各省庁を束ねる強力な権限を持つ。関係者によると「国家戦略局担当相に就きたい」との意向を平野氏に伝えたが、菅直人代表代行の就任内定でついえた。
 幹事長に就任する小沢氏が5日の鳩山氏との会談で早急な人事決定を制したことも影を落とす。藤井氏は93年の自民党離党以降、小沢氏と政治行動を共にしてきた元側近だが、西松建設事件を巡り、同じ長老格の渡部恒三最高顧問らと共に当時代表だった小沢氏に自発的辞任を求め、関係が悪化した。
 小沢氏周辺は「小沢氏は藤井氏が代表辞任で動いたことを怒っている」と指摘。関係者は「常任幹事会で顔を合わせても声もかけなくなった」という。財務相の調整難航は「藤井氏の処遇をめぐる小沢氏の横やりか」との憶測が広がっている。
   
 自民党総裁選(28日)の有力候補、石破茂農相が6日、フジテレビとテレビ朝日の報道番組をはしごした。
 「すぐに政権が取り返せるなんて思わない方がいい」。党再建の険しさを強調したが、質問は船頭になるつもりがあるかに集まる。「それしかないときにやりませんと言ってはいけない」。が、出馬を明言はしなかった。
 52歳。当選8回。93年の政治改革法案をめぐって自民党を離党。小沢氏が率いた新進党などを経て97年に復党した。国民的人気を集めるタイプではないが、政策通の論客で、支持がじわりと広がる。
 16日の首相指名選挙に「白票」で臨もうとする執行部に対し「『この人で臨む』と決めることが、自民党を支持してくださった方へのせめてもの責任」と正論を吐いた。テレビ朝日出演後、司会者の田原総一朗氏から「幹事長をやりたいの?」と声をかけられ、「自分で選挙をやってみたいとは思う。副幹事長かな」とけむに巻いた。
 もはや求心力を失った執行部。党幹部は「(首相指名選挙は)消化試合。大事なのは選ぶ総裁だ」と白票にこだわらない考えを示した。一方、今回落選した笹川尭総務会長はテレビで「(次の)選挙に出ることはない」と政界引退を表明した。

日本で政権交代が実現するのを受け、外務省は「北朝鮮が近く拉致問題の再調査開始を申し入れてくる」との見方を強めている。米国や韓国に対する8月来の「対話攻勢」を、対北強硬路線の麻生政権が退く日本にも仕掛けてくる、と見ているためだ。しかし、北朝鮮は合意済みの「一部制裁解除」以上の見返りを求める可能性もある。安易な譲歩は批判を招きかねず、新政権は発足直後から厳しい判断を迫られる。

岡田克也・民主党幹事長が外相に起用される人事が固まったことについて、中国や韓国では好意的な報道がなされている。
 中国メディアは岡田氏の母親の祖父が中国革命の父・孫文を自宅に泊めるなど支援したことなどを紹介し、中国と縁の深い岡田氏への期待をにじませた。
 また、岡田氏が08年5月の四川大地震で街頭募金を行ったことや靖国神社への不参拝、チベットやウイグル問題で「中国内政」への不干渉を表明していることも伝えている。
 韓国では、岡田幹事長を含む「民主党指導部が韓国に友好的だ」(中央日報)と報道されている。聯合ニュースは6日、岡田氏を「清潔なイメージから党内の若手議員から支持を得ている次世代ランナー」などと紹介。「民主党の選挙公約である『対等な日米関係』とアジア国家重視が、彼の手でどのように展開されるかが注目される」と期待を込めた。

その昔、ブルトーザー角栄の居た頃、金丸、竹下の居た。
『経世会』だったかな、古い写真を見れば、小沢、鳩山、岡田 と若き頃の顔が出てくる。という事は民主党の対立軸が自民党である必要は無く
増してや小鳩ラインの相方である必要は無い。